ノースウェスターン大学の研究者らは見えなくする(或いは覆い隠す:クロークと呼ぶ)物質を作り出した。この物質はテラヘルツで物体を透明にする。この方法では可視光線の周波数帯を透明に変換することはできないが、診断、安全保障、通信などの分野で役に立ちそうである。
機械工学部助教授のチェン・スンが設計したクローク物質は微細加工された屈折率分配型物質で、光の反射と屈折を自由に変更できる。
人間の目は物体の形と色で認識する。物体を見えなくするためには光を処理し、表面が光を吸収も反射もしないようにすると、人間はその物体を見ることができない。
この表面の光をテラヘルツの周波数代で操るためには、赤外線とマイクロ波の中間程度の周波数にするために、物質の原子レベルで設計するメタマテリアルを開発した。長さが10ミリメートル以下でプリズム型をしたクローク構造の微細な物質は電子移動マイクロ光造形法技術を応用して開発した。研究者はデータプロジェクトを使用して液体ポリマーにイメージを投影し、光を使って液体層を薄い固体層に変換する。220層のプリズム層のそれぞれには微細な穴が空いており、その穴はテラヘルツ波長よりも小さい。つまり光の屈折率を変換し、プリズムの底面の突起の下に位置する物体は見えなくなる。そして光は平面で反射したように見える。
