NASA、マーシャル宇宙飛行センターのロボット月面着陸機開発プロジェクトは新型推進システムの一連の燃焼実験を終了。より高度な自由飛行自律式ロボット着陸機の実験機にこの新型推進システムを組み込む。
このプロジェクトにはジョンホプキンス大学応用物理研究所が協力して小型ランダーを開発している。このランダーは月面と地球近傍小惑星への着陸を目指している。2011年春までには陸軍レッドストーンアーセナル実験センターにて飛行実験を開始する。
この実験機は12台の小型姿勢制御スラスタ、3台の下降スラスタ、1台の大型重力キャンセリングスラスタ(月面や小惑星の低重力環境をシミュレートするための実験機の質量を相殺するためのスラスタ)で構成されている。燃料としてはグリーン燃料の過酸化水素を使用する。これは家庭では消毒液として一般的に使用している液体を凝縮したものである。燃焼後は水と酸素が発生するため、無公害の燃料である。
