2010-08-29 NASA、巨大な小惑星との遭遇に向けて準備

NASAは巨大小惑星ベスタ(Vesta)に向けて飛行中のDawn探査機と惑星との遭遇に向けて秒読みを始めた。

来年の7月からはDawn探査機はVestaの周辺を1年間にわたって周回飛行を続ける。これは小惑星帯の小惑星を周回する世界初の宇宙探査機となり詳細な探査を実施する。

Vestaは長さが565kmほどの大きさで、小惑星帯の中では2番目に大きい小惑星となる。また、小惑星帯の全質量の10パーセントほどを占めている。Vestaより大きい惑星はCeresで矮小体惑星と考えられている。

Vestaの南極部分には大きなクレータがあり、クレータ内部には大きな山がある。探査機は高度2735kmで一日一周のペースで観測する。最終的には161kmまで高度を下げる。1年間のVestra観測後、Ceres小惑星に移動して観測を行う。

(編集者コメント:
打上げ:2007年9月27日
探査機開発:オービタルサイエンス社
搭載観測装置:フレーミングカメラ、マッピングスペクトルメータ、ガンマ線とニュートロンスペクトロメータ
プラットフォーム:Star-2改良
推進システム:NSTARキセノンイオンエンジン三基
質量:1108kg)