イリジウムなどの衛星通信、衛星電話会社にとって、太陽風、太陽嵐といった宇宙気象の迅速な情報収集は死活問題でもある。太陽風にって衛星が損傷を受ければ、高価な宇宙インフラストラクチャは軌道上の宇宙ゴミになりかねない。
イリジウム、ジョンホプキンス大学、そしてボーイングは宇宙気象を監視及び予測する手法を開発した。
ボーイングの技術者と大学の研究者はイリジウムの66機の衛星群が収集する磁界のサンプル情報収集の頻度を増加させる方法を見つけ出した。このことにより、システムは商業衛星を使ってリアルタイムで磁界の強さを測定する。
このプロジェクトは、アクティブ磁気圏惑星磁気応答実験(Active Magnetosphere and Planetary Electrodynamics Response Experiment:AMPERE)と呼ばれており、全米科学財団から4億円の補助金を受けている。
このプロジェクトのPIのブライアン・アンダーソンによると、次の太陽嵐の波は今後3年から5年の間に発生し、最近の太陽活動は長期の荒れ狂う宇宙気象シーズンの始まりに過ぎない、と述べている。そのことで、このプロジェクトは時機を得た活動であると評価している。