NASAとESAによると、2016年に米国ロケットによって火星に向けて打上げられる欧州製火星探査機「ExoMarsトレースガスオービタ:ExoMars Trace Gas Orbiter」には、科学探査用の観測機器が搭載される。この度、5台の観測機器が選定された。
ExoMarsトレースガスオービタは、欧州製の小型着陸機、米国の科学ペイロードを搭載するオービタ、そしてNASAのロケットと通信関連部品で構成される。
ExoMarトレースガスオービタはこれまでよりも一千倍も感度の高いセンサーを使って火星大気の組成分析を行う。さらに、通信システムは、2018年に開始される火星表面ミッションに対する通信中継システムとして機能する。
2018年の火星ミッションでは、掘削機能を持った欧州のローバ、サンプル収集機能を持つNASAのローバ、NASA着陸システム、そしてNASAロケットで構成される。
ExoMarsトレースガスオービタに搭載される装置は19件の提案から選ばれた。
火星大気分子掩蔽(えんぺい)分光装置(カリフォルニア工科大学)
高分解能太陽掩蔽ナディア分光装置(ベルギー宇宙超高層大気物理学研究所)
ExoMars気象サウンダー(JPL)
高分解能カラーイメージャー(アリゾナ大学)
火星大気画像実験装置(マリン宇宙システム)

