2010-06-04 カナダ、小型宇宙偵察衛星打上げ前進

カナダ国防省は一年以内に自律式衛星を高度800km付近に打上げる計画である。

この衛星「SAPPHIRE」は、カナダ国防省の宇宙監視システムの主要な役割を担う衛星であり、光学センサーを搭載して高度6000km~40000km の軌道上にある人工物及び自然物の正確且つタイムリーな追跡データを取得しSSOC(Space Surveillance OperationCenter)に送付する。またSSOC は、米国のSSN(Space Surveillance Network)に接続しており、取得データを米国のJSpOC(Joint Space Operation Center)に送付し、米国が有する世界の各種センサー・データとの統合が図られる。

この150kg程度の小型衛星製造に向けて、現在サブコントラクタによってサブシステムの試験が行われている。今年の8月から9月にかけて多くの部品がオタワのDavid Florida Laboratoryに搬入され、4-5ヶ月をかけて組立てと試験を行う。打上げ予定は2011年3月でインドから打上げられる。衛星寿命な最低限5年を見ているが、楽観的に見れば7年も可能だろう、と宇宙偵察プロジェクトマネージャのPaul Maskell氏が述べた。

MDA