2009-11-14 日本が宇宙で太陽発電「大胆だ」-中国

 現在、無人宇宙実験システム研究開発機構が2030年の商用化を目指し、『宇宙太陽発電システム(SSPS:Space Solar Power System)』を開発中だ。

 無人宇宙実験システム研究開発機構によると、『宇宙太陽発電システム』は「地球の衛星軌道上で太陽光のエネルギーを受け、それを電気に変えて地上や他の衛星に電力を送り利用するシステムで、太陽光を利用するため、地球の資源を使うことなく、ほとんど無尽蔵に電力を供給する」ことができるシステムだ。

 中国の慧聡電気網が『宇宙太陽発電システム』を取り上げ、記事を掲載している。記事では、「資源に乏しい日本は石油を輸入に依存せざるを得ない。そのため、日本は太陽光発電を含めた再利用可能なエネルギーの開発に注力してきたが、日本政府はすでに20年以内に宇宙太陽光発電を実現させるために動き出している」と紹介。

 続けて記事では、『宇宙太陽発電システム』を大胆な計画と評し、巨大な発電システムをいかにして宇宙へ運ぶのか?などといった多くの問題に直面していると指摘しながらも、「2009年10月、シャープ や三菱重工業 、富士通、NECなどといった先端技術を持つ企業がパートナーとして参加したことによって、計画の実現に大きく前進した」と語った。

 続けて、宇宙空間で作り出されたエネルギーを地上へ送電する際に使われるマイクロ波やレーザーは、空を飛ぶ鳥類や飛行機に対する悪影響を与える恐れもあると指摘した。(サーチナ)