2007-10-20 キムチ・コチュジャンも宇宙食に

韓国産のキムチとコチュジャン(苦椒醤)が宇宙へ行く見込みだ。 韓国航空宇宙研究院は大象(デサン)社、オトギ社、韓国食品研究院、韓国原子力研究院と共同で宇宙食を開発することにしたと18日、明らかにした。

韓国人初めての宇宙飛行士となるコ・サンさんのための食品で、計10品目。 韓国食品研究院は炒めたキムチ・コチュジャン・味噌汁・米飯・高麗人参茶・緑茶の6品目を、韓国原子力研究院はキムチ・ラーメン・水正果(スジョングァ、シナモン風味の韓国伝統茶)など4品目を開発している。

大象社は炒めたキムチ・コチュジャン・味噌汁、オトギ社は米飯の開発作業にそれぞれ参加する。 キムチの場合、宇宙でも新鮮さと辛さを維持するための研究に注力している。 ラーメンはビニールパックに入れ、熱湯を注いで食べられるようにした。

こうした宇宙食の試作品は15日、ロシア生医学研究所(IBMP)の予備検査を通過した。 今後、技術を補完しながら3段階の試験を通過すれば、国産宇宙食はコ・サンさんと一緒に来年4月8日、ロシア・ソユーズ宇宙船に乗って国際宇宙ステーションへ向かう。(中央日報)