2007-01-26 「月に願いを」もう一度 応募少なく、締め切り延長

  宇宙航空研究開発機構がこの夏、探査衛星「セレーネ」を月に送るのを機に、一般からのメッセージも一緒に届けようと始めた「月に願いを!」キャンペーンが盛り上がっていない。同機構は急きょ、締め切りを2月末まで1カ月延長、応募を呼び掛けている。

 宇宙機構は2003年に打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ」でも、応募した人の名前をボールに刻んで小惑星イトカワに届けており、「今回はその際の約88万件を上回りたい」としていた。だが目標には遠く及ばず、昨年12月の募集開始からこれまでに集まったのは約5万件だけ。

(編集者コメント:応募が少ないのは募集期間が短いのと、月が願いを込める対象ではないことが原因と思われる。また応募のプロセスが結構複雑であった。)