2006-10-01 インド、月探査を2008年までに実施を発表

インドは2008年までに無人の月探査衛星を打上げる計画であると発表した。衛星名はChandrayaan-1号。この意味はMoon Craft、つまり月探査船。打上げ予定は2008年半ばに予定している。

この探査では他の惑星表面の低エネルギーガンマ線の放出を初めて観測する。衛星重量は1304kgで、軌道初期重量は590kg、ドライ質量は504kg。コストは83Mドル程度。探査衛星には可視、近赤外、低周波数、高周波数のX線リモートセンシング装置が搭載される。飛行期間は約2年。この間に月面の化学特性の全分布図、さらに全月面三次元地形情報を収集する。

将来的には2011年〜12年の間に同様の無人観測探査衛星Chandrayaan II を打上げる予定。