米航空宇宙局(NASA)は14日、退役したスペースシャトルの後継機となる次世代大型ロケットの開発計画を発表した。地球周回低軌道を超え、月や小惑星に宇宙飛行士を送り込む能力を持たせる。
大型ロケットにはスペースシャトルの技術も利用されている。多目的有人宇宙船「オリオン」を搭載して打ち上げられる。米メディアによると、2017年に無人の打ち上げを行い、21年には有人飛行試験を実施する計画。25年には地球近傍の小惑星への有人飛行を目指す。
しかしながら、開発費はうなぎのぼり。試験打ち上げを予定している2017年までに10Bドルが投入される。さらにオリオン有人カプセル開発費として6Bドルが必要とされている。オリオンカプセル開発費には、すでに5Bドルが使われている。そしてこの新しいロケット用に射場を整備する必要があり、フロリダに2Bドルが必要とされている。
打上げ能力は低軌道まで63トンと発表されている。火星探査などに利用される将来のバージョンは、この打ち上げ能力の倍以上になることを目指している。