2010-02-24 ボストンダイナミック社、LS3ロボット開発でDARPAと契約獲得

MITからスピンアウトしたロボット開発会社、ボストンダイナミック(Boston Dynamics)社は、同社が開発する4本足輸送用ロボット、「BigDog」と「PETMAN」の技術を応用し、足場の悪い紛争地域の兵士に物資補給するための新しい輸送ロボット開発で、DARPAとの間で開発契約を調印した。

この開発ロボットはLS3(Legged Squad Support System:四足兵士支援システム)と呼ばれている。輸送重量は180kg、行動距離は32km、作動可能時間は24時間となっている。操縦者は不要で、コンピュータ視覚装置による誘導や、センサーとGPS利用によるプログラミング誘導も可能となる。

開発期間は30ヶ月、コストは32Mドル。試験機は2012年にお目見えする予定。ボストン・ダイナミックの責任者によると、このロボットが23kgの物資を各兵士の後ろから補給できれば、効率的でより安全は作戦行動を可能にする、と述べている。

同社はLS3の開発に際し、ベル・ヘリコプター、カーネギーメロン、NASAのJPL等の協力を得ながら開発を進める。

(編集者コメント:2足歩行ロボットに一生懸命な日本と、こういった実用的なロボット開発の米国の違いが興味深い。)