2007-07-20 新しい金星の画像:Messengerミッション

NASAの金星表面、宇宙環境、地球化学、移動衛星メッセンジャー(Messenger)は金星の近くを飛行し、金星の大気の多点画像を撮影し地球に送信したきた。この画像はこれまで撮影された中でもっと詳細な画像となる。同時に欧州のビーナスエキスプレス(Venus Express)衛星もすでに金星の軌道を飛行しており、メッセンジャーとビーナスエキスプレスはそれぞれ補完関係を保ちながら異なる観測技術装置を搭載している。

メッセンジャーは金星の右側を飛行し、距離にして336kmまで接近した。同時にビーナスエキスプレスは金星の南極あたりを飛行し、高度にして3万5千キロメートルに接近した。 今後、メッセンジャは水星の軌道に2011年3月ごろ投入される。