2002-11-07 国内開発の液体燃料ロケット、27日初発射

韓国が独自開発した液体燃料推進ロケットのKSR−V(3段型科学ロケット)が27日、忠清南道(チュンチョンナムド)で発射される。

科学技術部の関係者は7日「天気と周辺環境に異変がない限り、KSR−Vは27日に発射される」とし「今回のロケット実験は2005年に予定される宇宙発射体発射に向けて基盤技術を確保するという点で大きな意味がある」と述べた。

同関係者はまた、過去に発射されたKSR−T、Uは主にミサイルに適用される固体燃料推進ロケットであるのに対し、今回のロケットは国内では初めて液体燃料を使用したものであり、ロケットの平和的利用を強調する効果もあると説明した。

総780億ウォン(約78億円)を投入して開発されたKSR−Vシステムは長さ14メートル、総重量6トン、直径1メートル、推進力12.5トン。

一方、科学技術部は2005年までに100キロ級の小型衛星発射体を開発、2010年までに低軌道実用衛星および発射体を自力開発し、2015年までに国内の宇宙産業を世界10位内に成長させる計画だ。

(スペースレフコメント:このロケットはいわゆるサウンディングロケットで、