2011-08-23 NASA、深宇宙探査向けの革新的技術開発テーマ3件選択

NASAは深宇宙探査に向けた新しい革新的技術テーマを選び、開発予算を提供する。選択されたのは原子時計、巨大な太陽帆、そしてレーザー通信システムである。将来の宇宙探査に利用されるであろう必要な技術であると、選んだ理由を述べている。

資金合計は175億円規模(175Mドル)。宇宙での実証実験を2015年あたりとしている。NASAの技術実証ミッションプログラム(Technology Demonstration Missions)として採択された。

これらの技術は、通信、ナビゲーション、宇宙推進能力における技術革新が期待されている。スペースシャトル引退を受けて、NASAの中心は太陽系外宇宙に向けた探査に舵を切っている。2025年までに有人小惑星探査、2030年中ごろまでに有人火星探査を目標においている。

●目標とする太陽帆は38メートル四方。主研究者:Nathan Barnes、L'Garde Inc.

●原子時計は小型の水銀-イオン原子時計で、現在一般に使われている原子時計の10倍の精度を目標にしている。主研究者:Todd Ely、CaltechとNASAのJPL

イリジウムNEXTのホステッドペイロードとして搭載するとなっている。

●レーザー光線通信技術:衛星間データ転送速度を100倍が目標。主研究者:David Israel、NASAゴダード宇宙飛行センター

この画像は、ロッキード社のA2100衛星バスかSS/Lの1300バスあたりに、ホステッドペイロードとして搭載するような感じになっている。