形状記憶合金を使用した、形状が変化する無人機(UAV)向け翼の試験が2011年にも開始される。翼が加熱されると形状が変化する。組み込まれた形状記憶合金作動装置によって形状変化の動力を発生する。
試験システムはカナダのトロント大学機械産業工学部がシンガポールの防衛研究開発機関であるDSO国立研究所の依頼によって開発されている。
従来の翼はフラップや補助翼を使用する設計が基本であり、複雑な機構と重量の問題を抱えている。新しいシステムは形状記憶合金を使用することでこれらの問題を解決しようというもの。
焦点を当てているのは、翼の形状が後方に湾曲させることで高い変形率を達成し面積を変更し、作動装置によって微妙な形状変更も可能にさせる。また翼のスパー構造の一部にこの作動装置(アクチュエータ)を組み込む。
