ドイツの科学者が、NASAのスペースシャトルよりも安価で建造も簡単な再使用型で側面が平らなロケットを発表した。DLR(ドイツ航空宇宙センター)は、地球の大気圏に再突入可能なロケットを開発している。このロケットはシャトルよりも製造が簡単であり、さらに再突入時のリスクも低減できる設計となっている。
DLRの科学者が金曜日に発表したロケットは、SHEFEX IIプログラムとして長さ2.54メートルのノーズコーンを装備している。ノーズコーンの特徴は、曲面の変わりに、面取りしたような平面の組み合わせの外形を採用している。別名、シャープロケット。
初打上げは、来年の3月にオーストラリアのウーメラから予定している。特徴としては、従来の曲面ロケットよりも熱抵抗力があり、安価であり、さらに重要なのは着陸時の制御がより簡単となる。
8面の平面で覆われたロケットはより安定したエアロダイナミックを発揮し、製造コストも低くなる。開発コストは12.5Mユーロで、純粋なドイツのプロジェクトである。この種のロケットとしては自動的に地球に帰還するという画期的な技術と考えられている。
このモデルは、ロシアや中国が採用しているカプセルと異なり、大気圏突入時に軌道誘導が可能である。高度100km~20kmの間で誘導飛行し、その後はパラシュートを使用して軟着陸する。
当面の試験飛行は無人だが、予算が確保され次第、有人飛行を行う予定である
