SpaceXが開発中の大型ロケットFalcon9の一段目を、NASAの技術実証ミッションとして、9月に打上げる予定である。射場はコンプレックス40を使用。
長さ約30メートル、直径3.6メートルのブースタと9基のメリンエンジンがケープカナベラル空軍基地に先週到着した。今回の打上げはNASAが資金を提供する試験打上げであり、宇宙ステーションへの民間輸送サービスに向けた最初のステップとなる。
ファルコン9は今年2010年の6月4日に初打上げに成功しており、その6週間後にケープカナベラルに液体燃料部分が到着している。
初打上げでは、上段とドラゴン有人カプセル試験機が搭載され、予定軌道投入に成功した。第一段目は回収型を目指したが、落下時のパラシュートが解放できず、海面に激突して損傷した。
9月の2回目の打上げはNASAプログラムの一環として行われ、ISSに物資を輸送する準備状態を確認する。
SpaceXは総額1600億円規模の契約とNASAと調印済で、2016年までに12回の打上げを行う。NASAのCOTS(民間軌道輸送サービス)プログラムとして初の技術実証打上げではドラゴンカプセル実機が打上げられる。
カプセルは上段から分離後、地球を最大3回周回し、太平洋上に落下して回収される。順調に行けば、来年の宇宙ステーション補給ミッション実施までに2回の試験打上げが予定されている。SpaceXは来月にも2段目ロケットとドラゴンカプセルを射場に輸送する計画である。