2009-01-21 オバマ、新NASA長官に退役空軍少将を検討中

オバマ新大統領は新NASA長官に退役空軍少将のスコット・グレイションを検討している。グレイションはオバマ大統領選挙戦の最中に海外政策担当、及び軍事顧問としてオバマと行動を共にした。

次期大統領が就任前にNASA長官として指名された、歴史上初の人物となる。グレーションは戦闘機パイロットとして名をはせてはいるが、宇宙分野では全くの無名。しかしながらNASAとの関係は、1982年に戦闘機パイロットとしてインストラクタとなり、NASA長官代理としてホワイトハウスに1年間勤務した経験を持つ。

宇宙政策専門家によると、グレーションが宇宙分野での経験が不足していることについて、NASAでの仕事に差し障りがあることはないと述べている。