米国の固体ロケットメーカのアライアントテクシステム(Alliant Techsystems Inc:ATK.)と欧州の巨大航空宇宙企業のEADSは、リバティ:Libertyと呼ばれる新型ロケットを開発することで協力することになった。
米国の宇宙政策に影響を及ぼす可能性を期待している。新会社は米国の科学衛星や人間を低コストで打上げる商業ロケット開発を視野に入れている。
しかし米国における財政的、及び政治的なハードルも待ち構えている。さらに激しい競争にさらされることになる。
最初から合弁会社はNASAの有人向け民間打上げ企業促進のために準備された200億円規模の一部を獲得するためにNASAと交渉する必要が有る。
競争相手となる何社もこの資金を期待している。さらに、リバティの開発をスタートする前に、米国議会を説得する道筋を作らなければならない。米国議会はNASAの野心的な民間宇宙開発促進を妨害してきた経緯もある。
順調に行けば、この計画はNASAの予算削減に貢献する一方で、シャトルの代替ロケットとなる可能性も有る。
(編集者コメント:リバティロケットは、開発中止となったAres1ロケットと、アリアンロケットの2段目の主エンジンとを組み合わせたロケットである。打上げはケネディ宇宙センターから。ロケットの長さは90メートル、直径は5.4メートル。)