米国トップ科学者とスパイは、環境変化の隠れた複雑さを評価するために、連邦政府の知能財産(スパイ衛星および他の分類されたセンサーを含む)を使用する共同研究を行っている。スパイ衛星利用にはレオン・パネッタCIA長官の強い支持がある。この利用には、通常の情報収集への影響はほとんどない。なぜなら利用される情報はすでに利用済みのもの。しかしながら、議論もある。この件はオバマ政権はわずかした発表していないが、内部では強い支持がある。
7つのパートナー国が過剰予算プログラムから離脱する方法について議論している中、フランスとスペインの防衛大臣は、A400Mプログラムの支援を強調した。ドイツは、資金を提供し続けることについて特にコメントしていないが、現在軍輸送機開発スケジュールは4年遅れている。しかし、スペインにとって飛行機の組立が予定されており、スペイン国防大臣Carme Chaoconは、A400Mはスペインの防衛にとって必要であると述べた。さらに、フランスの国防大臣エルベ・モランは、予算超過は、参加国およびEADS/エアバスの間で分担することを要求した。また、ヨーロッパが軍輸送機を組み立てることができ、米国が唯一の製造企業にならないことを示すことは重要であるとしている。

米陸軍のシャドーUAVのための製造設備および改良が報告された。シャドーは、信頼度およびシステム・ケイパビリティを増加させるためにUAVとして、現在改良を行っている。初期の設計では1週当たりわずか2、3時間の飛行出来なかったが、改良により昼夜を問わず兵士を支援する。新しい尾翼設計により、ステーション上で5時間の航続時間を8時間以上に増加させる。今後、胴体とウィングを拡大させ、重油エンジンを使用することで500ポンドまでペイロード能力を加え、戦闘機を支援する次のレベルへのシャドーを進化させる提案を陸軍はしている。

ESA長官ジーン=ジャックDordainは国際宇宙ステーションが2015年以降も延長されるかどうか不確実な状態で、ISSの最良の使用をむしばんでいると述べた。Dordainはステーションを延長する要望を示し、少なくとも2020年まで延長すべきで、早期終了は誤りであると述べた。ISS延長で最大の問題となっているのは、オバマ米大統領が指示した有人宇宙飛行の見直しである、というもの。さらに、ISSはコストを削減し得る利益を拡大すべきだと主張している。ESAはISSを気象観測に利用する提案をしている。批判の要点は、有人宇宙プロジェクトの利用は無人利用よりも費用がかかりすぎ、投資金額に見合うメリットは無人利用の方が大きいというもの。ESAは2010年と2011年の全体予算を2009年レベルに凍結する予定であり、参加18カ国に対し、契約支払い方針を修正することで各国国家予算を調整する予定である。ただしプロジェクトのキャンセルは無い。さらに、ESAとしては、これまでの契約締結時に「なかりの高額」と言われる従前から行われている契約時の支払い政策も中止する方針だ。
中国は、全地球型衛星航法システム(Global Navigation Satellite System:GNSS)の「北斗3号」測位衛星を打ち上げる予定。2011年までに12機を打上げ、国内サービスを開始する。この衛星システムは、米国のGPS、EUのガリレオ、ロシアのGLONASSを競合することになる。
ロシアは、プロトンをアンガラ・ロケットに取り替えることを計画している。ロシアの宇宙軍指揮者は、軌道へ軍事衛星輸送のために新しいアンガラ・クラスの輸送ロケットを広範囲に使用するだろう、と語った。アンガラはロコットとプロトンを補完するが、最終的には置き換わる。アンガラは低軌道まで2から24.5トンまでの範囲を打上げ可能で、環境にも配慮される。初打上げは2011年を予定しているが予算不足から1年遅れるかもしれない。
インドISROは日食観測に向けて3機のロケットを打上げた。さらに5機のロケットを打上げる。ロケットはアフリカからアジアにかけて目撃される日食の間、低層と中層の大気で発生する日食の変化を観測する。
ビル・ネルソン上院議員がケネディセンター・ビジターでのスピーチの中で、NASAが国際宇宙ステーションに宇宙飛行士を輸送するために民間ロケット会社に依頼すれば、ロケットと乗組員の打ち上げ支援で、1,700の雇用がフロリダで生み出されるだろうと、発表した。この数値は様々な航空宇宙会社を調査した民間宇宙飛行連合報告書でまとめられたもの。その中で、「オバマ政府関係および航空宇宙産業代表は、ホワイトハウスがNASAの現在の有人宇宙探検計画改造の一部として4年にわたって民間航空に30億ドル以内を投資することを検討している。」