2007-07-24 宇宙ステーションからアンモニアタンク放出:宇宙ゴミとなる

今週月曜日、宇宙ステーションから、外部カメラ取付用マウントを宇宙空間に放出したと発表した。これに続き、冷蔵庫大のアンモニアタンクが放り出され、宇宙ゴミとして処理されたNASAは発表した。このタンクは約1年後には大気圏に突入して消失することから、宇宙デブリにはならないとNASAのコメント。このアンモニアはステーションの冷却用クーラントの予備として持ち込まれていたもの。しかしながら、NASAミッションコントロールセンターによると、このタンクはすでに寿命を過ぎており、しかもステーションの部品を輸送しているシャトルの打ち上げ回数に制限があり、地上に運び戻すことは極めて困難との判断から今回の処置を決断したとのことである。

カメラ用マウントは90kg程度で大きさは12メートル程度、放出にはアンダーソン宇宙飛行士がロボットアームに体を固定して行われた。アンモニタタンクは640kg程度の大型ゴミ。