ボーイングとビゲローアエロスペースは2015年を目標に商業用宇宙ステーションシステムを完成させるために共同作業を進めていることを、航空ショーで発表した。
順調に行けば2014年には組立てと試験を終了し、無人で軌道飛行を行うが、米国議会の予算に依存し、NASAの商業乗員開発(Commercial Crew Development:CCDev)の宇宙法合意(Space Act Agreement:NASAとの商業的契約締結のための短縮化された手続き)が締結されることが条件となる。
この契約により、NASAから開発予算が獲得できる。この予算無しではこのステーション建造は極めて困難となる。ビゲローはステーションモジュールを大量生産するための1万7千平方メートルの工場を建設済みである。開発プログラムには地上システム、ミッションオペレーション、回収オペレーションシステムを含み、さらに打上げロケットや輸送カプセルも必要となり、この開発は、CCDevプログラムの一部としてビゲローとボーイングによって開発が進められている。カプセルはAtlasⅤ、DeltaⅣ、Falcon9でも打上げ可能である。
最初の宇宙ステーションはレンタルすることが可能で、一年間で95Mドルと価格設定している。また、宇宙飛行士を張り付けると年間24.9Mドルが追加される。この価格は、NASAのISSの場合の、宇宙飛行士一人を搭乗させる場合のコストの56Mドルと比較して格安としている。
ビゲローのよると、米国国務省のITARには抵触しないと認められており、技術移転は無く、商業宇宙旅行になるとのべている。
生産中の各種モジュール