ロシア宇宙庁ロスコスモスは、同国の極東に位置する新しい宇宙センターから打上げる新型有人飛行用のロケットの設計を開始した。ペルミノフ長官によると新型ロケットは低軌道ペイロード50-60トンの大型ロケトッと、130-150ドンの超大型ロケットになる予定。射場は2018年に完成予定のボストチニイ(Vostochny)宇宙センターである。新型ロケットには信頼性を安全性を高めて、打上げのどの段階でも搭乗員が避難できるアボートシステムを組み入れる。
クウォータ航空は天然ガスから抽出した燃料を使用した世界初の民間航空機を飛行させた。メキシコ湾岸州は燃料の世界最大生産になることを検討している。運用はエアバスSAS A340ジェット旅客機を使用し、燃料は液化天然ガスと従来のケロシンを半々に混合して使用した。関係者によるとこの燃料は2012年から市場で利用可能となる。
バイオ航空機燃料の認証手続き開始の準備が整ってきた。燃料は水素処理再生可能ジェット(hydrotreated renewable jet:HRJ)と呼ばれ、一般的な合成パラフィン灯油(ケロシン)と試験用バイオ燃料を混合する。この計画は1年以上も前から実施されており、最終結果は2009年末までに報告される予定である。研究結果はASTMインターナショナル標準化開発機構によって検討され、50パーセント混合方式の仕様が来年中にも公表される。
バージンギャラクティック社は宇宙旅行者打上げだけではなく人工衛星の打上げも予定している。同社にはすでに衛星打上げの専門部署を設置して営業を開始している。衛星推進及び打上げの専門家でサリーサテライトテクノロジ(SSTL)のアダム・ベーカは衛星事業開発責任者としてバージンに迎えられている。計画ではホワイトナイト2号機が宇宙旅行者を打上げる方法を同じ方式で衛星を打上げる。バージンによると50kg程度のマイクロ衛星は従来の10億円から1億円程度まで打上げコストを低減できると述べている。
ロッキードは、小型ロケットベンチャーのUPアエロスペースの運用で試験ロケットをニューメキシコスペースポートから打上げた。この打上げは事前には発表されていなかったが、その理由として、ロッキードの最先端打上げ技術の実証のために非公開とした、とコメントしている。
観測は月探査を進めるために国際的月ミッションプログラムに参加することを検討している。このことで、同国の宇宙開発能力を高める。同国は現在、アジアの災害監視目的の衛星データ共有事業の「センチネルアジア」と、アジア太平洋諸国の衛星共同プログラムであるStarプログラムに参加している。
フランス国防省の2010年予算要求では、フランスの軍事衛星通信システムを能力の90パーセントを民間セクターにリースし、残り10パーセントを商業利用を前提に他国の政府に販売する。予算書によると光学偵察衛星3機の開発予算も含まれている。サルコジ大統領によると、軍事宇宙開発への支出を増額するようて提案している。しかし国防予算増額無しの方針との整合性は未定である。アストリウムサービスはフランスの通信衛星システムの販売とリースバックでタレスアレニアを競合するとの見方をしている。
四半世紀運用されてきた、NASAの追跡通信衛星のコンステレーションがサービスを停止する。TDRS1衛星の不具合発生により、設計寿命の4倍の長期間運用されてきたこの衛星の運用停止を決断した。以前としてコマンド送信は可能だが利用者にとって無意味となる。今後静止軌道から移動し退役する。新たにTDRSS衛星2機が開発中で2012年と2013年に打上げ予定である。
Insitu社はScanEagle無人航空機システム(UAV)の最新版を発表した。このシステムには「だんご鼻」に新しい監視センサーを組込み、夜間でも飛行できる。ボーイング傘下の同社はナイトイーグルシステムは、米国特別作戦コマンドとの契約で260回の出撃を行っている。さらにカナサ国防省も使用している。ナイトイーグル(NightEagle)のセンサーシステムはScanEagleの全ブロックEバーンジョンに組込み可能である。組込み作業はInsitu社によって2時間程度で終了する。

航空機メーカのガルフストリームはアジアのプライベートジェット市場を、未開発だが膨大な成長潜在力を秘めている地域として期待している。この地域の実績は無いしイメージ先行という感じではあるが、最近の規制緩和により、有望な兆しと見ており、特に事業見通しが明るい点に注目している。規制がクリアされれば、需要見込みは世界金融崩壊以前よりも明るい。特に中国では今後8年間で1000機以上の需要が見込めると考えている。現時点は100機程度の見通しを立てている。