KSLV1号ロケットは、科学技術衛星2号が搭載された上段部と、発射されたKSLV1号を地上から宇宙まで打ち上げる下段部からなっている。上段部(7.7メートル)は韓国航空宇宙研究院(航宇院)が最近独自の技術で完成させ、下段部(25.8メートル)はロシアが作って供給した。
航宇院の趙光来(チョ・グァンレ)宇宙発射体事業団長は、「地上検証用の機体を利用し、来年2月までに地上で完ぺきに検証を終える計画だ。検証用の機体だけで四つから五つの下段部を使う予定」と語った。
ミン・ギョンジュ羅老宇宙センター長は、「来年第2四半期(4‐6月)にKSLV1号が成功裏に打ち上げられ、韓国が世界で9番目の人工衛星自力打ち上げ国となることを確信している」と語った。(朝鮮日報)