2005-10-16 宇宙旅行事業に数十億…ホリエモン投資

 ライブドアの堀江貴文社長は16日、福岡市内で記者会見し、計画中の宇宙旅行事業に使う機体を公開した。同社長によると同事業に数十億円の個人資金を投資する考えで「将来は宇宙ホテルの建設なども計画している」という。

 宇宙船は、ロシアの有人スパイ衛星「アルマズ」を改造して使う。高さ8メートル、直径3メートルで3人乗り。旅行客はカプセルに乗り込み、地球の軌道を周回した後、帰還する予定だ。堀江社長は「2008年の事業開始を目指している」と述べた。

 衛星は、旧ソ連時代の1974年から約10年間実際に使用された実績がある。堀江社長は「安全性は実証されている」と強調。現在22億円で乗客を募っている他社の地球軌道周回旅行を引き合いに出し「将来は、コストを現在の10分の1以下にしたい」と意欲を示した。(ZAKZAK)

ホリエモン 今度は宇宙ビジネス

 ライブドアの堀江貴文社長は十六日、福岡市で始まった国際宇宙会議福岡大会の会場で記者会見し、世界各国を対象とした宇宙旅行ビジネスに、二〇〇八年にも参入する計画を発表した。

 堀江氏は、ライブドアではなく個人事業として宇宙ビジネスを手掛ける「ジャパン・スペース・ドリーム」を設立。ロシアの宇宙機関が保有し、現在は利用されていないカプセル型の小型宇宙船(高さ約八メートル、直径約二メートル)を使用することにしており、カプセルの使用権を持つ米国企業と独占的な契約を結んだ。堀江氏は「低コストで安全で安価な宇宙旅行に送り出せる」と強調した。

 計画によると、カプセルには三人が搭乗可能。各国の富裕層を中心に顧客を募集し、当面は一日以内の短い滞在期間で地球の軌道上を回る。将来は市場で資金を調達して宇宙ステーションの打ち上げも検討している。

 堀江氏は、保有するライブドア株の一部を六月に売却した資金で数十億円を投資し、運営主体の経営に共同で参画。現在の宇宙旅行で二十二億円程度とされる費用を「目標は十分の一以下。五分の一以下は実現できるのでは」と“低価格”にする考えを示した。堀江氏は「初の飛行には乗りたい」と意気込んだ。(東京新聞)

ホリエモン宇宙へ行くゾ! 旅行ビジネス参入へ

カプセル型の小型宇宙船(左)を用いた宇宙旅行ビジネスに参入する計画を発表するライブドアの堀江貴文社長(共同)

◆ ポケットマネーで数十億円出資「JAPAN SPACE DREAM」 ◆

 ライブドアの堀江貴文社長(32)が宇宙ビジネスに本格進出することを16日、福岡市内で表明した。プロジェクト名は「JAPAN SPACE DREAM」(JSD)で、観光を目的とした宇宙旅行ビジネスを目指す予定で個人出資し、初期投資額は数十億になるという。これまでもプロ野球界、放送業界、政界と数々の分野に“新規参入”を目指してきたが、今回は自らの懐から巨額を投資したこともあり、本気度は群を抜いて高いよう。早くも「初の飛行には乗りたい」と夢をふくらませていた。

◆ 宇宙船の前で15分熱弁「ぼくの夢の実現」…堀江社長 ◆

 子供の頃からの夢実現への第1歩は、やはり生まれ育った福岡からだった。

 福岡市最大のイベント会場「マリン・メッセ」では、この日から同市で始まった国際宇宙会議福岡大会の一貫として「宇宙フェア」が開催された。一般にも開放された展示ブースでは、宇宙関連企業が自社製品を紹介。その中の1ブースで、堀江社長は展示した有人宇宙船を前に、約15分間にわたって熱弁をふるった。

 「ぼくは人類が月に立った3年後に生まれました。子供の頃、大人になったら宇宙旅行は当然のようになっていると思っていたのに、全然そうじゃない。だから、今回のプロジェクトはぼくの夢の実現です」

 展示されたのは、堀江社長が使用権を購入した宇宙船「アルマズカプセル」。全長8メートル、直径2・5メートルの3人乗りで「先端部分には脱出用カプセルもつける予定なんです」と笑顔で語る顔は、子供に返ったようだ。

 今回のプロジェクトは、幾度もロケット打ち上げを成功させた実績と技術力を誇るロシアの宇宙機関「NPOマシーナストレイヤナ」と、カプセルを保有する米企業エクスカリバー・アルマズを運営母体とし、堀江社長が投資する形でスタートする。初期投資額の数十億円は堀江社長のファンドマネーを投入するため「ライブドアとは一切関係ない」とし、完全に堀江氏個人の事業となっている。

 現時点では宇宙旅行をするために1人数億円はかかるといわれ、ビジネスとしてはあまりに空想科学的。会社や株主の理解を得られないため個人としての事業展開となっているが、「現在の宇宙飛行は研究対象のため最先端技術を投入しコストがかかるが、地球周回の観光目的だけならかなりコストは下がる」と実現へ自信満々のよう。

 「まずは(1人)1000万円程度を目指し、最終的に海外旅行の10倍くらいの値段になれば」と目標を設定。さらに「地球周回だけでなく、月や火星旅行も実現できたら…」とも。堀江社長の思い描く夢も、宇宙と同じく無限大だった。(スポニチ大阪)

ホリエモン 関心は「阪神株」よりも「宇宙」

 阪神株では動かない――。きのう(11日)、都内での講演を終えたホリエモンの口から、こんな言葉が飛び出した。
 村上ファンドの阪神株取得の動きについて「よく知らない。村上さんとこの話はしてない」ときっぱり。その上で、今後の阪神株取得の可能性についても「(村上氏の)役に立つこともないし、こちらの役に立つこともない」と、否定してみせた。
 その一方で、意欲を見せたのが個人ビジネスとして取り組んでいる宇宙旅行ビジネスだ。講演でこんなビジョンをブチ上げたのだ。
「2年後には宇宙旅行ビジネスに参入する」
 ホリエモン構想のカギはロシア旧軍需企業のスパイ衛星の再利用。既にその権利を取得したことを明らかにした。現在、1人22億円もかかる宇宙旅行の費用を「1人5000万円が目標」と大幅に引き下げ、需要を開拓するという。
「カプセル(衛星)は100回程度使える」と述べ、繰り返し利用すれば、旅費の値下げは可能と強調した。ホリエモンは16日に福岡市で開催される「国際宇宙会議」に宇宙旅行用の衛星を展示し、今後のビジネス展開も発表する予定だ。阪神よりも宇宙か。(ゲンダイ)

「人類を安く宇宙に送る」 ホリエモンがシンポで発言

 ライブドアの堀江貴文社長は18日、福岡市で開かれている国際宇宙会議で、民間人の宇宙旅行をテーマにしたシンポジウムにパネリストとして参加。「宇宙旅行に行くには20億円程度も払わねばならず、もっと安く人々を宇宙に送り出すのが私のミッション」と強調した。
 堀江氏は16日、カプセル型の小型宇宙船を利用し、宇宙旅行ビジネスに2008年にも参入する計画を発表。国内外の関係者らを前に「人類を安全、確実に安く打ち上げる手段がこれだ」と計画の早期実現を目指す考えを示した。
 シンポで堀江氏は「将来的に(宇宙ビジネスなどの)競争が激しくなれば値段は下がる」と自信をみせ「(宇宙開発は)民間ベースでやった方が進む」と指摘した。

今度は宇宙旅行 ホリエモン表明

 ライブドアの堀江貴文社長は16日、福岡市で記者会見し、2008年にも宇宙旅行ビジネスに参入する計画を明らかにした。

 堀江社長は、個人的なプロジェクトチーム「ジャパン・スペース・ドリーム」を設立しており、半年前から事業化の準備を進めてきた。自身が保有するライブドア株の一部を6月に売却しており、そのうち数十億円を当初の資金に充てる。

 ロシアの宇宙船所有会社が持つカプセル型の小型宇宙船(高さ約8メートル、直径約2メートル)を使用する計画で、その使用権を持つ米企業を含む2社と同日、事業開始契約を結んだ。今後、ロシアやアメリカなどの宇宙機関とロケットによる打ち上げ交渉を進めるという。

 宇宙旅行は1回1日以内で、3〜6人を募り、地球の軌道上を回る計画。宇宙旅行相場は現在、1人20億円以上とされるが、堀江社長は「5分の1以下に抑え、将来は10分の1以下にする」と述べ、4億円程度でスタートする考えを示した。(読売)

ホリエモン、宇宙旅行ビジネス参入へ…個人事業として

ライブドアの堀江貴文社長(32)は16日、福岡市で始まった国際宇宙会議福岡大会会場で会見、宇宙旅行ビジネスに平成20年にも参入する計画を発表した。新たに個人事業として「ジャパン・スペース・ドリーム」を設立し、露宇宙機関が現在は利用していないカプセル型小型宇宙船(高さ約8メートル、直径約2メートル)の使用権を持つ米企業と独占契約を結んだという。カプセルは1974年から83年にかけて打ち上げ実績を持ち、再利用可能で、この日は会議関係者らに披露。堀江氏は「低コストで安全、安価な宇宙旅行に送り出せる」と強調した。

カプセルは3人が搭乗可能で、世界の富裕層を中心に希望者を募り、当面は1日以内の滞在期間で地球の軌道上を回る。将来は宇宙ステーション打ち上げも検討する。

堀江氏は、ライブドア株の一部を売却した資金で数十億円を投資し、運営主体の経営に共同参画。現在は22億円程度の旅行費用を「目標は10分の1以下。5分の1以下は実現できるのでは」とする。(サンスポ)