2004-06-26 伊藤忠など5社、地球観測衛星打ち上げへ

 伊藤忠商事は26日、地球観測用の衛星を打ち上げて画像データを販売する事業に参入するため、8月中にNTTデータなど4社と共同出資会社を設立することを明らかにした。

 民間企業が通信・放送用の衛星を保有するケースは多いが、地球観測衛星を保有するのは国内で初めてとなる。

 計画では、2008年後半以降に2基の衛星を打ち上げる予定で、総事業費は約400億円。年間売上高は約40億円を見込んでいる。共同出資会社の資本金は当初、2億円とし、伊藤忠から社長が就任する予定だ。(読売新聞)